彼は急に言い出しました。
ポイント無し出会い系サイトで出会い何回かデートした私達。
何の知識も準備も無く、そんな事を言い出すのは危険じゃない?
そう思いましたが、半分はハイキングコース的になっている
「公園的な山」でしたので、
一応の準備と基礎的な心得だけ抑えれば大丈夫とのこと。
私はあまり好きではないのですが(苦笑)
彼の「どうしても」に付き合うことになりました。
山のふもとに車を止め、リュックを背負い、
人々の流れに従うように山道を入っていきました。
「小さな山だし」
そう思っていたのですが、実際登ってみると大変なものです。
私の息も次第に途切れ途切れになっていきました。
休憩しながら・景色を見ながら・・・
何時間歩いたでしょう。
運動不足が祟って足は棒のようでしたが、
山頂から2人で並んで見る景色は最高でした。
そして缶コーヒーでさえも
達成感の中で飲むと美味しいものだと感じました。
降りていくのはあっという間でした。
車の中で一眠りして、帰路に着くとき、私の心は何かが変わっていました。
ちょっと「面倒だ」とも感じていたのですが、
「行ってよかった」という充足感に満ち満ちていました。
それはきっと、彼と2人で成し遂げたという
「達成感」が嬉しかったのかもしれません。
暫く山登りはいいですが(笑)
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